yume-san_sora-kun’s blog

日記。たわいない個人的な日記。※平日限定。気ままに更新いたしまする!

勝手に映画のシナリオ。おほっ。

和太鼓の映画製作について

 青春スポ根ストーリー

 主人公:女子高校生

 舞台:金沢市の田舎の太鼓チーム

 起承転結→結起承転結方式

 まず、プロとして活躍する主人公の迫力ある太鼓演奏からはじまる。舞台の控え室で幾多の悩みを抱え、本当に私の人生はこれでいいのだろうかと自問自答している。

 ここから太鼓との出会いを回想し、ストーリーは展開していく。

 小学生の頃、両親と観た太鼓の演奏に感動し、近所の太鼓保存会に入って仲間と楽しくも厳しい練習に励む。中学生、高校生と成長していく中で、いろんなことをしたい年頃なのに、なぜか自分は太鼓が好きで、続けていた。そんな中、活動している太鼓保存会が存続の危機を迎え、自分ができることは何かを考える。募金活動・飛び込み営業・ビラ配り。しかし、なにをやってもうまくいかず、もどかしい日々が高校生の私に重くのしかかる。

もう投げ出す覚悟をしたとき、ある演奏がきっかけでこの太鼓保存会に救いの手が差し伸べられる。

順風満帆の私の太鼓との日々に、またしても大きな危機が迫る。メンバー間の意見がまとまらず、今度は内部崩壊という壁に遭遇する。そんな中、保存会の大御所が天命を全うしようとしていた。大御所はみんなに自分の夢を語りかけ最後の力を振り絞り、太鼓の響きでみんなを応援する。しかし、保存会は分裂し、私のいる保存会は、また小さなチームとなって活動を続けていた。

私は進路を考えていた。好きな太鼓を続けたい、でも、プロになって活躍できるかどうかはわからない。将来の選択に迷っていたとき、大御所の太鼓が鳴り響く。プロになる。

そうだ、私はこうしてプロの太鼓奏者になったんだ。今までの想い出とともに、いま悩んでいた薄曇りの空が、うそのように晴れ渡っていった。

控え室から、元気と勇気を取り戻し、勇壮な太鼓の響きと音色の舞台に立ち、目の前のお客様に、そして私を応援してくれてきたみんなに感謝の気持ちを込めながら、泣きながら、太鼓を打ち鳴らす。

演奏を終え、控え室に戻ると、昔の太鼓仲間が花束を抱えて待っていた。そこには、保存会から分裂した仲間たちもいた。聞くと、みんなそれぞれ悩みながらも、太鼓の道に邁進しているとのこと。これまでのわだかまりも解け、また涙がこぼれる。たたみかけるように、あのとき保存会を救った救世主は、大御所が命をかけて存続をお願いしていたことを知り、私のいまここでこうしていられることに涙し運命を感じ感謝する。

最後にみんなのうれし泣きをシャッターに収めてエンディングとなる。

by しげじぃ

               

タイトル「太鼓保存会」太鼓ガールの道