ちいさきもの・かよわきもの
ちいさなこと・ちいちゃなもの・弱いもの・かよわきもの
ひとは、大きいとか小さいとか・強いとか弱いとか・広いとか狭いとか、
2つを比べることで現在を把握しようとする。
でも、自然界で、おおきいやちいさいって、考えるのかなあ?
モノ、について、大きな木の実はたくさん食べられ、多くの水は、たくさん喉の乾きを満たしてくれる。でも、自然の動植物には肥満はいない気がする…。
きっと、ちょうどよく木の実を選び、ちょうど良く水分を摂取しているから、誰争うことなくゆっくり進化していくのかなあ?
ひとは考える葦である。パスカルのメモを集めて出版した「パンセー」という著書の中の有名な言葉。ある解説によると、
パスカルは「人間とは、運命に従順であるが、しかし、精神で、運命に抵抗し、不屈の意志で、思索することで、運命や自然の暴威を乗り越える自由の存在なのだ」という意味。
とのことである。
かなりテーマと飛躍しすぎたが、「ちいさなもの・かよわきもの」を大切におもいやり、いたわり、考え、行動し、また考え。この繰り返しが大事なのかなあと思える。
けっして、おおきい・ちいさい・つよい・よわい・せまい・ひろい、で物事をとらえることをやめろ!というわけでもなく。もし自分の尺度で、ある場面でそう感じたのなら、よりちいさきもの・よりかよわきものを大切にし続けていくことで、まず自分が幸せだと感じることのできる“ちいさな一歩”なのかな?とおもえるのである。