浄(じょう)=きよい、きよらかな・清める
いま練習している篠笛の題名である。
こころがきよらかな状態になっていくような、とても静かで、でも、どことなく切なく静寂を慈しむ感じの、静かな曲である。
なにかと自分をゆっくり見つめる行為をしなくなっている自分自身に、この音色は
「ゆっくりで いいから。」
とささやき、教えてくれているようである。
人の感情・感性・行動には、浮き沈みがある。
どんな様相のときでも、こころを静める、清める、浄(じょう)を持ち続けたいものである。 しげじぃ